メルボルンランゲージセンターを卒業しました! | アクティブウーマン看護留学ブログ

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メルボルンランゲージセンターを卒業しました!

今週無事にメルボルンランゲージセンターを卒業しました。

英語の学習は難しいですが、私なりにベストを尽くした一年でした。
今回は最終回ということで心に残るあるエピソードと共に締めくくりたいと思います。

ある日の学校の帰り道、
どうしようもない不安に襲われ落ち込んでいた私はいつものように電車に乗り、
シートに腰掛けていました。

するとある女の子がおじいちゃんに手をひかれ電車に乗り込んできました。

女の子はふと私と目が合った瞬間、
「ねぇ!私の魔法を見ない?」と大声で語りかけてきました。

私が「うん」と言おうとすると、
「何を言ってるんだ!こっちに来なさい」とおじいちゃんに手をひかれ女の子は
しぶしぶ去って行きました。

魔法が見てみたかったなぁと思っていると、
女の子が私のところに再び駆け寄ってきました。

「私の魔法を見せてあげる!」
私が思わず「見たい!見たい!」と言うと、
彼女は「目をつぶって1,2,3って数えて」と言いました。

「1,2,3」と数えて私が目を開けると、
彼女の持っていたおもちゃが消えました。

私が驚くと彼女は得意そうに、「もう1回数えて!」と言いました。
「1,2,3」と数えて目を開けると今度は彼女がかぶっていた帽子が消えました。

私が「帽子はどこに行ったの?消えちゃったの?」と聞くと、
「ふふっ教えなーい」と彼女はケラケラ笑いました。

「もう1回もう1回数えて!」と彼女が言うので「1,2,3」と数えて目を開けると、
今度は彼女が消えてしまいました。

「えーー!!」と驚きあたりを見回しましたが女の子はいませんでした。
ふと彼女のおじいちゃんの方に目をやると、
おじいちゃんがにこにこと笑って下の方を見ていました。

下の方を見ると女の子が椅子の下に隠れていました。
「なんだぁ!本当にいなくなったのかと思ったー!」と私が言うと、
彼女は「どうだった?どうだった?私の魔法どうだった?」と勢いよく聞いてきました。

「最高に素敵な魔法だった」と答えると、
彼女はにんまりと嬉しそうに笑いました。

名前も知らない女の子の世界で一番かわいい魔法にかかり私は元気を取り戻しました。

(エピローグ)
私はメルボルンに留学し沢山の人に支えられここまでたどり着くことができました。
留学で学んだ事は人への愛と感謝です。

メールマガジンを書くという事は私にとって初めての経験でした。
この貴重な機会を与えて下さった桜井さんとみきさん、
そして購読してくださった皆様に感謝いたします。

心からの愛と感謝を。「1、2、3」

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