意識障害と喫煙について | アクティブウーマン看護留学ブログ

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意識障害と喫煙について


皆さんこんにちは

17回目となるメルマガ届けします。

今日は前回の中枢神経系に関連して、
意識レベルについての学習になります。

まずはConfused混乱です。
He'sveryconfusedtoday. 
(彼は今日とても混乱している。)
意識レベルが晴明でないときに陥りますね。

Disorientated 見当識障害
因みにアメリカではdisorientedとされます。

He'sdisorientated. 
(彼は失見当がある。)

精神的に不安定だとこんな症状も起因してきます。
Restless 不穏
Agitated 興奮

ややアクティブに富んだボキャブラリーが増えてきた
ところで喫煙についてのお話に入ります。

その喫煙場所についてですが、パブやナイトクラブを含めた
公共の場において、喫煙者は肩身の狭い立場を強いられています。

講師のロウィーナさんによるとここ20年間で
タバコに対する規制が大幅に改正されたとのことで、
その昔はなんとスチュワーデスさえも機内で喫煙していた
風景が子供心ながらに記憶に残っているとの話を聞きました。

歩きタバコが日本ほど取り締まわれていないこちらでは、
町中で日夜問わずに実に多くの喫煙者と遭遇します。

日本でも関税が徐々に上昇しており、それをきっかけに
禁煙に踏み切った人もいると聞いたことがあるほどです。

コンビニとスーパーマーケットなどで容易に購入可能ですが、
日本のタバコを元に計算してみると…およそ4-5倍と高値です。
関税がどっしり乗っかっており25本入りで18ドルが相場で、
中には20ドルを上回るパッケージもあるようです…

更にそれらのパッケージの表面の印刷には
かなり強烈なインパクトを与える写真と注意書が
記されています。

例えば、喫煙が主原因で死去された肺癌患者の
肺の写真が箱の一面を飾っており、
[MediumwhitecircleMediumwhitecircle年間、
1日MediumwhitecircleMediumwhitecircle本の喫煙を続けた結果]
との添書き。

それでもあなたは吸いますか?
と現実的な健康問題を突きつけてきます。
これには非喫煙者もなんだか考えさせられるなと、
とても他人事には思えません。

基本的にオーストラリアでは病院の敷地内100㍍以内での
喫煙は禁止になっています。
そしてドラッグとアルコールにおける専門の診療科と病棟が存在します。

入院時または搬送時に対象者の喫煙に対する依存性がアセスメント
にかけられます。そこでその対象者が10本/日以上の喫煙習慣が
あるとされれば、介入が開始されます。

先ずはローコストなNicorettepatchです。
1日に1度張り替えることになっており、
扱いやすいと人気だそうです。

次の選択肢に上がって来るのは
Nicoretteinhalatorでこれは
水蒸気を偽煙と仮定した吸入器のことです。

自己管理能力のあるとされた対象者が適応され
火さえくすぶらないものの、感覚は喫煙と似通った
ところがあるので満足度も上がるとのこと。

日本でもこのタイプのグッズは人気があり、
その他にはニコチンガムなどがよく選ばれている
傾向にあります。

日本国内でも、禁煙パイプや禁煙をしたくなる飴など
沢山の禁煙グッズが一般的に取り扱われているようですね。

さてその高価な関税ですが、皮肉な事にも国家の貴重な
医療財政の収入対象になっているとのことで
なんだか複雑な気持ちになります。

コードブルーは病院でよく耳にしますが、
コードグレと言うのも存在します。
9/10、その内訳のほとんどはタバコの問題だそうです。

禁煙が辛くなるとviolent暴力も出てきますね…
その行動はInappropriate不適当となるかも知れません。

またあまりにも状況が深刻だと
Unresponsive無反応の乏しい状態かも知れません。

以下、さらっとボキャブラリーです。
身体の機能障害について見てみましょう。

L:sideddeficit     左側欠損の
L:sidedweakness  左側柔弱な
dysfunction      機能障害

Seizure(medicalword)/afit(Pt.word)けいれん
Coma                昏睡

paralysis麻痺
paralysed麻痺した
hemiplegia片麻痺
paraplegia対麻痺
quadruplegia四肢麻痺

今回の写真はニコチンパッチと吸入器のイメージを貼付しています。
とても多くの禁煙対策グッズが市場に出回っているのだと
良い勉強になりました!

本日はここまでになります。最後まで読んで頂きありがとうございました。






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