最終号:傷の話Part2/MLC卒業 | アクティブウーマン看護留学ブログ

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最終号:傷の話Part2/MLC卒業


皆さん こんにちは
21回目となるメルマガ届けします。
今回で私からの発信は最終便になります。 

クリスマスはいかがお過ごしでしたか?
各地で積雪のニュースが流れているのでは
ないかと想像しています。

さて今回も前回に引き続いて創傷の内容になります。

Exudate(Discharge)   浸出液
serous―clear       漿液性の
haemoserous  pink/red 血性の 
purulent          化膿性の

Surrounding skin     皮膚周辺の状態
Normal      正常
Frogile       もろい
Mocerated    ふやけた
Oedematous   浮腫

以下は褥瘡に関した用語になります。
Exposed bone は、突出した骨です。

好発部位は仙骨や大腿転子部、後頭部などと
その方が臥床している状況によりますね、

状態が悪化すれば、

Sinus     婁
Fistula      婁孔
Dehiscence 離解
などステージが4に近くなります。 

Aim of Treatment  次に主たる治療の目的です。
1.Debride    デブリードメント
2.Absord excess exudate 過剰浸出液の吸収
3.Promote granulation  肉芽形成を促進する
4.Hydrate          保湿する
5. Protect(keep it clean)  保護と保清

デブリの話で、話は少し医療器材
Instrumentsの話になりました。

日本語でも横文字を使用することが多い
ので、英語でも少し関連性があってなんだか
馴染みがあるなと感じました。

こちらでは看護師がハイレベルな知識と技術を
持ち合わせていることは以前も触れましたが、
日本では医者しか出来ないデブリも出来てしまうとのこと。

更に話はそこからいかに医療器材が現場で
贅沢に使用されているかとの内容に以降して
行きました。

手術室での器材は除いて、病棟で使用されている
器材、ペアン Pean とコッヘル Kocherなどは、
使用後に消毒するよりも中国より安価なものを購入
した方がコスパが良いとされ、なんと使い捨てされて
いるとのことです。

しかし破棄されてるといっても焼却ではなくて
アフリカに送って器具を寄付されているので、
結果的には「無駄」にはなっていないようです。

この原稿を書いている日付はちょうどクリスマスの日です。
24日の昨日36週間在籍した語学学校のMLCを卒業しました。

授業の始まりの会話はおのずとIELTのスピーキング
のpart3で聞かれそうなトピックで、クリスマスに
関連した話になりました。専ら、全世界共通の
受験者向けてなのでこんなにも限定したお題は
まずないそうですが・・・

1, What do you know about Christmas?
  (クリスマスについて何を知ってますか)

2,How is Christmas similar or different to 
    festival/ holidays in your country?
  (あなたの国では、クリスマスはお祭り/休日
   のどちらに類似または相違していますか)

3,Can you think of any reason why people 
   may not like Christmas?
 (なぜクリスマスを好まない人がいるが
  その理由が思いつきますか)

看護コースとはそれますがせっかくなので
頭の体操に、皆さんも自問自答してみて下さい。

日本では煌びやかなイベントとしての位置づけがされている
クリスマスですが、その真骨頂は宗教的な背景があります。

卒業した日の夜に、看護コースを9ヶ月の間一緒に受講してきた
クラスメートたちと、10月スタートのメンバーとで
あるアパートを貸し切って食事&飲み会パーティーに参加させて
もらっていました。

これまでの思い出や今後のことなど、話は尽きませんでした・・・!
短かったような早かったような看護コース。新境地で逆境や不安
に陥っている時、それを共有できる人がいた事は本当に
救われました。

後ろ髪を引かれる思いでホテルを後にして岐路に着く前に、
フリィンダー・ストリート駅の向かい側にある大聖堂に
目が留まり、せっかくなので立ち寄ってみました。

何百人もの人を収容できるその場所は、本物のろうそくを
片手に斉唱する聖歌隊やミサを司る神父さんを前列に
とても神聖な空気に包まれていましたよ。

老若関係なく正装した格好の忠実なクリスチャンの
方たちに混じって、私の様にふらっと訪れた訪問者もいました。

皆さんがいつの日にかオーストラリア、またはメルボルンに来られ
そこでの生活を満喫されることを願っています。180度とまでは
いかなくても、新世界が待ち受けている事は確かです。

晴天の日もあれば、ブランクに陥って小雨が降り続く日もあります。
不安は不安しか生み出しませんが、それでも
「大丈夫ですよ」って伝えたいです。

多国籍で移民国家のオーストラリアには似通った姿勢や思考を持った人が
日本人に限定することなくおられます。

困難な状況や状態は類似した部分があると言えるため
SOSを周囲に発信することで話に耳を傾けてくれ、
助言をくれたりと一緒に悩みを共有してくれました。

私はこの9ヶ月の留学生活で、人生の分岐点とも思える決断をしました。
そんなとき親身になってくれたのは周囲の人たちでした。
感謝しても仕切れませんし、これからも大切な存在です。

そのまた逆の立場もあり得ます。自分が経験したシチュエーションに
陥っていることがあれば、「何か」をしてあげたいとの心理が自然と
働くと思います。

皆さんにも素敵な出会いが沢山あること間違いありません。
半年間、つたない文章でしたが読んで頂きありがとうございました。






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