RSA取得をオススメします！

飲食店でお酒を扱うために必要な資格ＲＳＡを取得しました。

ＲＳＡとはResponsible Service of Alcoholの略でこれを取得することで、
責任を持ってお酒を提供できるという証明になります。

今回はＲＳＡ取得についてお話したいと思います。

私が受講した学校は４時間コースの＄４９でした。

緊張しながら学校の受付に行くと、｢教室は４階です。｣と言われ、
４階に行くと専門学校なのでローカルの生徒ばかりでした。

しばらく廊下で待っていると、ディズ二―アニメの王子様役のような先生が、
｢さぁ、みんな中に入って！｣とこれからミュージカルでも始まるかのような
低い美声でＲＳＡの概要について熱く語り始めました。

その後出欠席を取り始めましたが、私の名前は呼ばれませんでした。

新人だからしょうがないと思いながら、しばらく授業を受けていると、
遅刻してきた生徒が｢教室を間違えていました！｣と言ったので、
｢えっ？他に教室があるの？｣と思い確認すると、４時間コースのＲＳＡは
別の教室で、私が受けていた授業は専門学生の為のクラスだったのです。

とんだ勘違いをしたと思い、慌てて別の教室に向かうと、すでに教室は満席で
テーブルのついたタイプの椅子は空いておらず、渋々はしっこにあった椅子に
腰掛けました。

テーブルがついてない椅子だったので案の上、講義の内容をノートするのに
苦労しました。

先生は黒髪長身の優しい中年のおじさんでしたが、あまりにも英語のなまりが
強く聞き取りづらかったので、パワーポイントと配布されたテキストを自分で
読んだ方が早く理解することが出来ました。

途中で答えをテキストに記入する箇所があったのですが、
一部聞き取れなかったので隣に座っていた真っ赤な髪のパンクな女性に
恐る恐る答えを聞くと、意外にも親切に教えてくれたので助かりました。

講義の内容は、お酒産業、お酒の事実、アルコール中毒、お酒を提供する
責任と戦略、お酒提供の拒否、未成年の飲酒防止などです。

授業ではＤＶＤを使用した解説もあったのでイメージし易かったです。

また、オーストラリアのアルコールの実態について詳しく知ることが
出来たので興味深かったです。

その後、授業の最後にテストがありました。
配布されたテキストを見ながら問題を解くことが出来たので、時間はかかりましたが
何とか無事にＲＳＡを取得することが出来ました。

オーストラリアのお酒を扱っている飲食店で働くことを考えている人はＲＳＡ取得を
お勧めします。

お店によっては違法でＲＳＡを取得していないスタッフがお酒を
提供しているところもありますが、見つかった場合は罰金になります。

また、ＲＳＡを持っていた方が飲食店での就職活動に有利だと思います。

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