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OETのライティングテストとは!?

メルボルンは朝晩がひんやりと寒くなって少しずつ秋が近づいてきています。
今回はOET(医療専門英語テスト対策)クラスのライティングについてお話したいと思います。

OETのライティングテストは45分の180~200文字で紹介状(診療情報提供書)が主です。

患者さんの情報が書かれた問題をもとに、医師、転院先の病院や施設、地域の看護師、
他の医療従事宛てに手紙形式で紹介状を書きます。内容は患者の病名、既往歴、
入院中の治療と経過、退院にあたっての計画と継続ケアなどを書きます。

まれに、患者さんへのお詫びの手紙や医療文献要約の問題もあるのでテストが
近づくと念のため授業で練習をします。

授業で練習した紹介状の一部をまとめたので参考にして下さい。

(紹介状の内容)
・大腸がんターミナル期患者のホスピス転院
・下肢に潰瘍のある患者の地域での継続ケア
・麻痺のある脳血管障害患者の継続治療
・狭心症患者の継続治療
・交通事故による骨折患者のリハビリ継続
・糖尿病患者の地域での継続ケア
・施設入所中の認知症患者の脱水症悪化に伴う転院
・潰瘍性大腸炎患者の地域での継続ケア

OETライティングテストの評価基準はタスクの完成度、適切さ、理解力、文法、
文章の結束力、プレゼンテーション力などです。

患者さんの情報から必要な情報を要約して書くので、これまで看護師として
沢山の看護サマリーを書いたことのある人の方が経験から学んでいるので
イメージし易いと思います。

また、紹介状を誰に対いて書くかということも重要です。

例えば、リハビリ継続のために理学療法士に紹介状を書く場合、
たとえ患者の手術の詳細を適切に書いたとしても、
患者のADL(日常生活動作)の詳細が適切に書かれていなければ紹介状として
成り立たないということです。

つまり、相手がどんな情報を必要としているかを考える必要があるのです。

私は元々、英語のライティングが苦手なのでOET のライティングを書き始めた時、
何をどう書けばよいのかまったく分かりませんでしたが、
最近は少しずつ書けるようになってきました。

私の文法力の無さに自己嫌悪に陥ることも多々ありますが、先生が根気よく
提出した文章を細かく丁寧に訂正してくれるので、どう書けばよいのか考えることが出来ます。

提出した文章の先生からのコメント欄に「Well done Hiroko」と書かれると本当に嬉しいです。

私の文章は文法間違いが多いので励ましの意味もあるとは思いますが、私にとっては今、何よりの喜びです。 

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