ウェリビー動物園に行った時のこと | アクティブウーマン看護留学ブログ

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ウェリビー動物園に行った時のこと

皆さんお元気ですか?
私は寒さにやられ、風邪をひいてしまいました。
痰と咳が止まらず、病院へ行き、学校も一日休んで静養したので、
今ではすっかり良くなりました。

ここメルボルンには、日本語でも対応してもらえるクリニックがあり、
留学保険で費用もまかなえるので、大変便利だと思います。
スタッフの方が通訳してくれるのですが、通訳の有無は選べます。
先生の方も慣れておられるようで、時々日本語で対応して下さいました。

そんな状況でしたので、今週末はどこにも遊びにいっていません。
ですが、平日は学校とアルバイト、週末は友達と食事や買い物に行ったり、
遠出して思いっきり遊ぶようにしています。

今回は、少し前のことですが、
ウェリビー動物園に行った時のことをご紹介したいと思います。

ウェリビー動物園は、サファリパーク形式の自然動物園です。
バスに乗って、園内をぐるっと45分かけて回るサファリツアーもあります。
私は友人と3人でこの動物園に行きました。

車だと市内から30分程でつく距離なのですが、私は友人含め3人で電車で向かいました。
とにかく遠かったです。
何故かと言うと、まず乗りたい電車が動いていないことが判明、
駅員さんにどうやったら目的地までたどり着けるか聞くことになりました。

そして、ノース・メルボルン駅というところからニューポート駅というところまでは
電車が無いので(何故かは不明、工事か何か?)、
スペシャルバス(電車の代わりに用意してあるバス)に乗る羽目に。

そしてようやくニューポート駅に着き、そこから電車に乗って目的のウェルビー駅に
たどり着くことができました。確か、1~2時間ほどかかったと思います。

さらに、ここからも長かった。ウェルビー駅からバスで動物園へ向かう予定でしたが、
そもそも予定時間を大幅に過ぎている状態で、バスを30分ほど待つことに。
駅のバス停から動物園までは、バスで10分くらいで着く予定でした。

バス停には、5~6歳くらいの子供を連れたインド人系の夫婦と、
バックパッカー風の30代くらいのカップルと私たちが居ました。

このバックパッカー風のカップルの女性の方が、
「30分も待つのはナンセンスだから、皆でタクシーを拾って動物園へ向かおう」と
言い出しました。

相手の男性がタクシーを拾おうとしましたが拾えず、
自分の荷物はもちろん女性の荷物を持ったまま駅周辺のタクシー乗り場まで
タクシーを探しに行ってくれました。

この女性、おそらくラテン系だったと思うのですが
(ブラジルかコロンビア出身って言ってたような)、
どうみても相手の男性より気が強そうでした。

そして、探しにいってくれたパートナーの帰りを待たず、
タクシーのナンバーに電話した方が早いと言い出しました。
インド系の男性の方がナンバーを知っていたので、電話してくれることに。

そこにパートナーが戻り、駅裏にタクシーがいるとの情報でしたが、
時すでに遅しで・・・。

おとなしく、タクシーが来るのを待つ私たちでしたが、待てど暮らせどタクシー来ず。
待っている間に、人が少しずつ増え、タクシー2台来ても、
私たちだけ乗りづらい状況になってしましました。

結局どうなったかというと、タクシーは来ず30分後に来る予定だったバスが到着、
皆で複雑な心境の中バスに乗り込み動物園へたどり着きました。
バスに乗り込み女性が一言、「少なくとも、やれることはやった」と笑っていました。

私の印象では、女性が一方的に発言し、
男性が行動する(パートナーではないインド系男性までもが)、
私たち日本人3名は従うのみという状況でした。

結局名前も分からないのですが、恐るべしこの女性のパワー、
世界にはいろんな人がいるんだなぁと感じた瞬間でした。

そして、こういうところで、彼女のようにしっかり意見が言えるような、
いわゆる生きた英語をもっと話したいとこの時思いました。
まだまだ先の話になりそうですが・・・。

そしてようやくたどりついた動物園、楽しみにしていたサファリバスに乗って
動物達を堪能してきました。
ここにはコアラはいませんが、ミーヤキャットやカンガルーを真近で見ることができました。

ミーヤキャットなんて、私たちが食堂でランチを食べてる間、
ガラス越しにじっとこちらを見ている(ような)感じで、とても愛らしかったです。

ここで印象的だったのは、キリンの群れやサイが、
バスを横切って悠々と歩いている姿や、
ダチョウがバスに向かって走ってくる様子が見れたことでした。

ダチョウが駆け抜ける姿は、とても迫力がありました。
日本の動物園だと、キリンやサイが長い距離を歩くという姿はなかなかみれませんよね。
日本でも、サファリパークはあると思うのですが、
私はここが初体験だったので、この広さと迫力に圧巻されました。

ただ残念なのは、動物もお疲れのようで、ライオンやカバなどに関しては、
びくとも動かず寝ている様子でした。
広い分、動いてくれないとこちらからは近づけず、
しっかり見れないという状況もありました。

まぁ、これが自然の中では普通の生活風景なのかもしれませんが・・・。
せっかくの動物園、
柵がないだけに躍動感ある動物をみたいという心境は隠せませんでした。

なかなかたどり着かなかった動物園、ですがあっという間に時間が過ぎていきました。
私は、あまり動物が得意な方ではありませんが、ここは十分に楽しめました。
動物園から駅までの帰りは、楽しみすぎて最終のバスに間に合わず、
タクシーを呼びました。

ちゃんと来るか不安でしたが、帰りははちゃんと来ましたよ。

ここで、大変残念なお知らせですが、ここまで書いておいて、
ウェルビー動物園の写真が一枚もありません。
なぜなら、この日私は携帯を持参していなかったので、
ブログに掲載できる動物の写真が一枚も取れていないんです。

たくさん写真を取ろうと充電し、結局そのまま忘れてしまったパターンです。
いつもはそれほど気にしませんが、
この日ほど携帯を忘れたことを後悔したことはありません。

悠々と歩くキリンやサイ、走り抜けるダチョウやかわいいミーヤキャット、
カンガルーをどうしてもみたいという方は、是非このウェルビー動物園へ足を運んでみて下さい。

遠いので、少し長い道のりですが、それはそれで楽しめると思います(笑)。
動物に興味がある方も、そうで無い方も、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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