いつの間にか叶ってしまった「夢」 | アクティブウーマン看護留学ブログ

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いつの間にか叶ってしまった「夢」

こんにちは。
気が付いたらもう7月、ここメルボルンに留学してから4か月が経ちます。
留学すると決めてから、実際に留学するまで、
私の場合はけっこう準備期間がありました。

いろいろな情報を耳にしては不安になったり、逆に安心したりして、
結局は実際に行ってみないと分からないという結論に至って、
ひとりで開き直ったりしていました。

周りから、「何が不安か」と良く聞かれましたが、
不安なことを考えるときりがなかったので、
できるだけいろいろ考えないようにしていました。

ただ、がむしゃらに仕事を続けながら、できる範囲で英語の勉強を続けて、
友人や家族と過ごす時間が前よりも増えていたような気がします。

ですが、やはり渡豪の時期が近づくとあっという間に時間が過ぎ、
退職して一週間でバタバタとスーツケースに荷物をまとめて、
あまり留学するという実感がないまま飛行機に乗ったのを覚えています。

あれから4か月がたったのかと思うと、長いような短いような、
なんだかうまく表現できない気分です。

最近寂しいなと思うのは、この4か月の間一緒に勉強してきた友人達が、
次々と学校を卒業して去っていくことです。
私の場合は1年間の留学で、この1年をまるっとMLCで過ごす予定です。

MLCには色々な目的で留学している人たちが集まっています。
その多くは、大学入学目的の若者で、MLCで決められた成績を取ると、
そのままメルボルンの大学へ入学できるというシステムがあるようです。

私は3か月間はGeneral Englishのコース(一般英語)で勉強しました。
同じ時期に入学した友人たちも、同じように進級してきましたが、
卒業となると話は別です。

メルボルン内の大学へ入学するならまだ会える可能性もありますが、
国へ帰るとなると、次にいつ会えるか分かりません。

お互いにうまく英語が話せない中、なんとかコミュニケーションを取りながら、
これまで楽しく過ごしてきた仲間です。年齢も国籍も関係なく、
これまで一緒にがんばってきました。

ですが、そんな皆が次から次に卒業していくと、
取り残された気分になって、本当に寂しいです。

ですが、それぞれ自分の目標に向かって頑張っていかないと行けないので、
いつまでも寂しいと言ってばかりはいられません。
そんなこんなで、最近は
フェアウェルパーティー(いわゆるお別れ会のようなもの)が
頻回に開催されます。

私は、今はアカデミック英語のクラスで勉強していますが、
来週にはこのクラスのほとんどが卒業してしまいます。
ということで、金曜日は午後の授業時間もつかって、
皆でフェアウェルパーティーをしました。

お金を出し合ってピザを注文し、お菓子とジュースを囲んで、
伝言ゲームやジェスチャーゲームをして楽しみました。
クラスメイトの1人が発案し、色々と準備してくれたおかげで、
本当に楽しく過ごせました。

繰り返しになりますが、本当に皆と別れるのが寂しいです。
ですが、日本や自国に戻っても、
またどこかで会えるような気もします。

日本にいる時には、全然知りませんでしたが、
本当に世界は広くて、知らないことであふれています。
どこにあるのかも分からなかったような国の人と友達になれて、
「またいつか会おうね」と言えるだけでも、
思い切って留学して本当によかったと思います。

中国や、インドネシアや、フィリピンや、ベトナムや、コロンビアや、
イタリアなど、行ってみたい国がたくさんあるし、そこには友人たちがいます。
彼らが紹介してくれた町や都市を、
いつか彼らと一緒にまわれたらなぁなんて思ったりします。

もちろん現実離れした夢みたいなものですが、
この留学がそもそも現実離れした夢だったし、
今はかなってしまっちゃってるんですもんね(笑)。

こんな風に思うなんて、日本にいた時には考えられませんでした。
ブログを書いてたらなんだか色々とこれまであったことを思い出して、
皆との別れが寂しくて泣きそうになってしまいました。

オーストラリアという異国の地で出会えて一緒に過ごせたことをうれしく思うし、
こんな貴重な体験ができて一緒に過ごした皆には本当に感謝しています。
私の留学はまだまだ続くので、彼らに次会った時に恥ずかしくないように、
自分の目標に向かって頑張りたいと思います。

もしかすると、今なんだか不安なことがたくさんあって、
それが理由で留学を躊躇している人がいるかもしれません。
不安なんて山ほどあって当然だし、それはどれだけ考えても減りません。

得られる情報から不安は軽減されるかもしれませんが、
残念ながらゼロにはなりません。

私が言えるのは、そんな不安も忘れてしまうほどの貴重な経験がここではできるし、
同じような不安を抱えてそれぞれの国を後にした世界中の人たちと出会い
楽しい時間を共有できるということは確かです。

これから留学を控えた人達が、このブログを読んでみて、漠然とした不安が、
ちょっとした楽しみや期待に変わったらいいなと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございました。








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