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オーストラリア看護留学 » 看護留学ブログ » エイズは誰にでも感染する可能性のある病気です。

エイズは誰にでも感染する可能性のある病気です。

週末の土曜日はめずらしくバイトもお休みで、Flatmatesのコロンビア人3人と日本人1人と私とで
近くのバーに飲みに行きました。自分が居酒屋でアルバイトしていることもあり、
友達と外でお酒を飲む機会も少なかったのですが、やはりみんなでワイワイとお酒を飲むのは楽しいですね。



私は、日本にいる時はビールが好きでした。
今回はビールの種類が多すぎて決めきれず、好きな番号を言ってとFlatmateと言われたので、
8番目に並んでいたサーバーのビールを飲むことに。



色が赤いので、バーテンさんに何のビールか尋ねたところ、ラズベリービールということでした。
ラズベリービールなんて初体験でしたが、本当にラズベリーの甘酸っぱい感じでおいしかったです。



こうやって、普段と違うことをして新しい体験をできるとすごく得した気分になります。
きっと文法なんて間違いだらけだけど、そんなのきにせず皆でたくさん話して、
とても楽しい時間を過ごせました。少しスペイン語が話せたらいいのになんて思ったりして(笑)



今回は、看護コース第13回目のご紹介になります。
看護コースが始まって約3ヶ月がたちました。
第1ブロックの3ヶ月で日本へ戻る短期コースの場合は、前回の第12回が最後になります。



そして、この第13回からは第2ブロックということになります。



第13回は、講師にSuzanneさんを迎えてHIV/AIDSについての講義でした。
Suzanneさんはご自身もAIDS患者であり、また薬剤師さんでもあります。
現在は患者団体のサポートや、今回のような教育や講演などを積極的に行っているとのことでした。



HIV≠AIDSということは、私たち医療者にとっては常識かもしれませんが、日本で考えてみても、
エイズという言葉自体があまり馴染みのないものだと思います。
実際、エイズ患者さんを看護したことがあるという看護師は、
講義を受けた私たちの半分もいなかったと思います。



そして、やはりイメージされるのは、同性愛者や風俗業のグループが感染するということです。
特に日本だと、なかなか馴染みのない分、余計にそういったイメージだけが
先に浮かんでしまう人が多いと思います。



今回の講義でSuzanneさんが特に強調されていたのは、そういったイメージで判断しないで
欲しいということでした。ここでいうイメージというのは、同性愛者や風俗業のグループに
属しているからエイズなんだといった認識のことです。



別にそういったグループに属していなくてもHIVに感染します。
HIV感染は誰にでも起こりうることであって、特定の集団に起こるものではないということ、
大事なのはハイリスクな特定の集団を考えるのではなく、
ハイリスクな行動が何であるかを知ることだということでした。



何十年もこの病気と付き合っているSuzanneさんでも、同じ患者同士だとしてもどうやって
感染したかなどは決して尋ねないということでした。
それは、ただの興味であって、それが分かったからといって何かを解決できるものではないからです。



そして、講義の中でもう一つ印象に残っていることは、
もしかしたら自分の身の回りの誰かがHIVに感染しているかもしれない、
それを言わないあるいは言えないだけかもしれない、
もしかしたら自分が感染しているということを知らない、
ということを考えるべきだということです。



私は約9年ほど病院で働いていましたが、エイズ患者さんは2名関わったことがあります。
ですが、B型肝炎やC型肝炎の患者さんは正直言って数え切れません。
肝炎の方が感染力も強いし、患者数も圧倒的に多いはずです。



こういった肝炎の患者さん達でさえ、自分が病気であると周りに知らせている人は少ないはずです。
私は学生時代、肝炎の検査は義務で、この検査を受けなければ看護実習に参加できませんでした。
これは、自分を守るためと、何かあった時に患者さんを守るためでしたが、HIV検査はありませんでした。



今まで何も疑問に思いませんでしたが、なぜHIV検査はなかったのでしょうか?
十数年も前の話なので、今は違うかもしれませんが・・・



そんな私が、HIVではないと言い切れる証拠はありません。今回の講義を受けるまでは、
そういう風に考えたことはありませんでしたが、検査を受けたことがないからには、
絶対に私は違いますと誰も言い切れないですよね。



絶対なんて言葉が医療の世界で通じないことは、
私を含めた医療者が一番よく知っているはずです。



エイズ治療薬が開発されて、長く生活できるようになった反面、
エイズ患者さんが癌や他の病気で亡くなることも珍しくなくなったそうです。
今後、HIVを待ちながら違う病気と闘う患者さんと接する機会も多くなってくると思います。



日本では、学生の時も含めて、エイズについて今回のように約2時間半もみっちり講義を聞いたり、
実際に患者さんの話を聞かせてもらうという機会はありませんでした。
通常授業のあとの、2時間半の講義は長くはありましたが、
本当に貴重な話を聞かせていただいたと思います。



日本だろうが、オーストラリアだろうが、私は感染力のある完治の難しい病気ですと周知して
得する社会でないのは明らかです。
よく効く薬が開発されて、病気とうまく付き合えるようになった今でも、
周りに知らせて十分にサポートが得られる環境は少ないと思うし、
これが一番の問題なのだと思います。



少なくとも、私は今回の講義をきいて、エイズの話題を面白おかしく話したり、
偏見をもったりしている人が身近にいたら、あるいは自分がその輪の中にいたら、
そういった考えが間違っていると声を出して言える勇気を持ちたいと思います。



日本にいる時は、恥ずかしながら特に深く考えていませんでした。
口で言うのは簡単なことですが、少なくとも一医療者として、間違っていることを
指摘できるよう成長したいと思います。



こういった様々なHIV/AIDS問題を話し合うべく、ここメルボルンで7月20日から25日まで
国際エイズ会議2014が開催されています。
世界中からエイズの研究者や患者さんなどが集まって研究成果の発表や、
パネルディスカッションなども行われ、Suzanneさんもボランティアとして参加されるイベントです。



残念ながら、マレーシア航空機の事故でニュースになったように、
この会議の参加者も犠牲者の中に含まれていたようです。



今後のエイズ研究を担う研究者や、これまでエイズ研究に尽力してこられた方を失ったのは、
エイズの領域だけではなく、この世界の医療を考える上で本当に大きな痛手だと思います。
エイズの講義を受けただけに、事故のことを聞いた時は本当に驚きました。



前回に引き続き、決して明るい話題ではありませんでしたが、
最後まで読んで頂きありがとうございました。



最後に、今回のマレーシア航空機事故で犠牲になられた方のご冥福をお祈りします。


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