中枢神経系編とお酒の話 | アクティブウーマン看護留学ブログ

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中枢神経系編とお酒の話


皆さんこんにちは

16回目となるメルマガ届けします。

CNS:CentralNervousSystem(中枢神経系)
医療英語がずらずらと並んでいますが、
よく見ると聞き馴染みのある用語ばかりです!

haematomoa      血腫
haemorrhage     出血

Skull(cranium) 頭蓋骨
Duramater     硬膜 
Arachnoidmater くも膜
Piamaster     軟膜

EDH:ExtraDuralHaematoma 硬膜外血腫
SDH:Subduralhaematoma   硬膜下血腫
SAH:SubArachnoid        くも膜下出血

Ventricles             脳室  
CSF:CerebroSpinalFluid 髄液 

Front    前頭の
Temporal  側頭の
Pariental  頭頂の
Occipital  後頭の

ダメージを受けた部位によって、
感覚性または機能性障害に分かれますね。

carotidarteries  頸動脈
circleofwillis  ウィリスの動脈輪 

イギリスのグラスゴー大学が開発したGCS(GlasgowComaScale)
開眼、言語、運動反応の3軸を使用することにより意識レベルを
識別する為のスケールです。

日本ではまだなじみが浅く、日本独自のJCSの方が優位なようです。
またの名を3-3-9度方式とも言われていますね。

conscious     意識
unconscious    無意識

以下は日本語と同様の内容ですが、英語でどんな言い方をするのか
少し書いてみます。どうぞざっと目を通してみて下さい!

Eyeopening
4.spontaneous
3.voice/name
2.topain
1.NORESPONSE

Voice(vocal)
5.oriented 見当識
4.confused/disorientated 混乱/失見当識
3.inappropriatewords
2.slurredspeech   呂律が回らない
1.NORESPONSE

驚いたことにこの2ですが、英語以外の他言語を返事として
発言した場合もこの類いに属すことになるとの事です。
多国籍のオーストラリアならではの見解ですね!

少しでも相手の言うことが理解できて通じ会えたらな…
と、他言語を学ぶときに働く心理が脳裏を過ります。

Movement(motor)
6.obeycommands
5.localisingtopain
4.withdrawsfrompain
3.abnormalflexion
2.abnormalextension
1.NORESPONSE

6.についてですが、反射と間違わない様に
試験者の指を被験者の手掌をそっと置いて
確実に握ってもらう事が大切です。

5.胸骨を拳で一定の圧をかけて刺激するのが一般的な
ようです。

4.とは痛み刺激によってそれを払いのける仕草をすること。
3.とは可逆性のある除皮質硬直で、
2.は不可逆性の除脳硬直のことです。

ここで話が先週のメルボルンカップにちょっと戻ります。
当時の貴族の身なりを真似て美しくドレスアップした女性が
目立つそのイベントですが、午後になると一転して...

ハイヒールでの転倒事故が多発したり、
アルコールの飲み過ぎによる嘔吐が目立ってくるようです。

あいにくの雨であったコンテストの日には、足元だけを
サンダルにした女性にも遭遇しました。
安全におしゃれを楽しんでいるのだと分かり、
見ていてなんだかほっしました。笑

もちろん大事に至らないことが誰もの願いですが、
病院のお世話になる人も皆無ではないようです。

ホリデーなだけに基本的にオペはされず、
患者さんをはじめスタッフもTV観戦に忙しいようですが
幸いなことに病院は毎日機能しています。

そこで話はBACの話になりました。
BACとはBloodalcoholconcentrationの略で、
血中アルコール濃度を指しています。
各国で相違がありますので注意が必要です。

「ところで日本ではでのくらいのアルコールが許されてるの?
…全く?でもそうするべきよね!」

『飲むなら乗るな、乗るなら飲むな』
このようなスローガンを聞いた事がある方も少なくない
のではないでしょうか。

そこで実際に少し調べてみたのですが、実は全くのゼロではなく
日本での運転中に許容される血中アルコール濃度の法定の酒気
及び基準は0.3mg/mlとなっていました。

しかしここオーストラリアではそれよりも高めの設定で0.5です。
なので[車で来たからあまり飲めないんだ。]との会話が
耳に入ってきたにも一理あった訳でした。

飲酒運転がゼロが最も確実ですが個人の許容量は違うので、
各々でその日の体調や程度を考慮しながら楽しんでおられるようです!

さてメルボルンにはカフェと肩を並べて
バーやリカーショップが沢山あります。

秋にはワインテイストのフェスティバルが
ありましたし、1-2時間ほど郊外に車を走らせれば
ワイナリーが広がっており、オージーたちの憩いの場に
なっていると聞きます。

私はお酒に強い方ではありませんが、それでも
喫茶やチーズ、そして何よりも道中の景色や
ワイナリー自体の風土に浸ることでとても良い
休日が過ごせるとのことです。

ぜひともこちらに来られたら訪ねてみたいスポットの
一つではないでしょうか。

本日はここまでになります。
最後まで読んで頂きありがとうございました。








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