医療ドキュメンタリー | アクティブウーマン看護留学ブログ

オーストラリア看護留学 » 看護留学ブログ » 医療ドキュメンタリー

医療ドキュメンタリー


こんにちはYoshikoです。

最近、テレビにハマってしまいました!!!

やばいです。

さて、
こちらのテレビは、ワールドワードです。

自国、オーストラリアはもちろん、
イギリスのドキュメンタリー、
アメリカのドラマ、
多分、80年代の映画から、
様々。

驚く事に、
我、日本からは

「妖怪ウォッチ!!!!!」

ほぼ、英語に訳されているのですが、
妖怪は「YO-KAI」
に、なっていました。(笑)。

あ、エンディングには、ちゃんと
妖怪体操?も、していましたよ。

ポケモンも、英語になりましたし!
コナン君も、ドラえもんも、普通に認知されています。
日本のアニメって、すごいです。

さてさて、
私が最近ハマっている番組は、
医療のドキュメンタリーと
アメリカのテレビドラマです。

医療ドキュメンタリーは
英語圏の物をそのまま放送している感じです。

そりゃ、そうです。
だって、みんな英語だから。
訳す必要ないし。

イギリスなんかは特に、
保険医療制度も似ている為から、
オーストラリアの人たちも見ていて、
違和感がないんでしょうね。
なんて、勝手に思っています。

そして、なぜ、イギリスと分かるかと言うと、
救急要請の番号!!!

日本は「119」ですよね。

オーストラリアは「000」
イギリスは「999」
です。

番組のタイトルが「エマージェンシー999」とか。
そんな感じだからです。

先日は、
イギリスのDrヘリの番組と
オーストラリアの救急車と救急隊の番組を
2時間ぶっ続けで見てしまいました。

カタカナで医療英語が日本語になっている為、
普段使いで使っている、言葉たちで
驚きます。
なので、他の番組より、分かりやすいんです。

処置の内容は日本と同じ。
画面を追うと
処置の英語の発音を知ることができます。

さて、
救急要請の受信から、ドキュメンタリーはスタートです。

何件かのドクターヘリの状況を
同時進行で追っていきますが、
今回は、特に印象に残ったエピソードを。

「牛とコンクリートに挟まれた」
という要請。

牛です。ウシ!!
(私は、牛に、まず驚いてしまいましたが。)

ヘリで農場に来た
Drやコメディカルのスタッフが
壁際に倒れている男性の処置にあたります。

交通事故のような観血的な外傷はないものの
高エネルギー外傷に当たるのでしょうか。
(その辺、無知ですみません)
でも、牛だから。大きいし。
結構な衝撃だろうなぁ。

男性は痛みを強く訴えます。

Drは触診をし、
コメディカルがラインを確保。
骨盤を固定するバンドが巻かれ、
首にはネックカラー。

痛みがひどすぎるため、
痛み止めがIVされます。
「今から、痛み止めを使いますね。
強いお薬だから、痛みが落ち着きますよ」

話しかけながら、診察と処置、治療が
どんどん進んでいきます。

一通りの処置が済んだところで、
男性はヘリで病院へ搬送されます。

しかし、
病院に着いても、
男性の痛みは続いています。

レントゲン、CTを撮りますが
骨や内臓に問題のある所見は見つかりません。
でも、痛そう。

「うー、うー」
と、唸っています。
農場では、会話ができていたのに、
病院では痛みが強くて
それどころではなさそうです。

そこで、Drは決断。
試験開腹!!!

「最新技術はとても有用さ。
でもね。CT所見で何もなくても
痛がっている。
それは、何らかの問題を示しているんだ。
経験からかな。
(画像診断を)頼りきってしまうのも
よくないんだよ」
と。

試験開腹手術も、
画面にはその様子が映し出されます。

日本では、モザイクがかかるようなシーンも流れます。
腸からの出血の有無を丁寧に見ていく医師!!

「腸が、腸が、、画面に映ってますよー!!!!」
と私はテレビに釘付けです。

結局、開腹術で出血箇所を見つけ、
適切に処置を受けた患者さんは
数週間で農場に、戻る事が出来ました。
良かった、よかった。

次は、オーストラリアのドキュメンタリー。
日本でも問題になっている、
メンタルヘルス。

救急対応は、
交通事故などの外傷や脳卒中などの急病だけではありません。
メンタル的な問題を抱える方々かもヘルプの要請が入ります。

オーストラリアでも、精神的に不安定となる人や、
自殺の問題が
大きくなっている様で、
若者の「うつ」への認識向上CMが流れています。

そんな中で、
リストカットや
過量服薬という形で心の闇は表現され
毎日、救急車が呼ばれます。

ある男性は、統合失調症の発症期。

次の女性は、過量服薬のティーンエイジャー。
過量服薬後に、妊娠も見つかり、、、、。
パートナーと子供を生む決断をしたものの、
大学生なのに、どうするのか。

過量服薬とアルコールで常連の男性や
リストカット?で前腕が傷だらけの男性。
(この方も常連さんとの事。)

「こんなに、精神的な問題を抱える人が多かったなんて、
思ってなかったわ。
初めての時は、なんて声をかけていいか
分からなかった。」
と、受信室の女性は話していました。

看護プログラムでは、
色々な専門職の人が色々教えに来てくれるので、
オーストラリアでのメンタルヘルス、
病院見学やレクチャーが楽しみです。

ちなみに、看護コースとはコメディカルを対象にした
MLCの特別なコースです。

週に一回、メルボルンの病院にある見学に行ったり、
現地の医療関係者の方が講師となってレクチャーして下さいます。
毎回、ギュッと詰まった内容です。

そんな感じで、一日が
24時間では足りないと
思っているのに、
2時間も無駄遣いを(笑)
してしまいました。

テレビって。
時間泥棒です。
しかも、
無駄にぎゅーっと集中してしまう。
恐ろし、恐ろし。

日本では、英語の番組を探すのも
ひと苦労だったから、
ただ、テレビをつけるだけで
英語が流れてくるのは、
ちょっといいかな。

リスニングの練習になるし。
と、言い訳を。

それでは。
テレビドラマについては、
また、次回。

追記。

前回、ご紹介した州立図書館、
歴史は160年!!!!
だそうです。
メルマガを読んでくれた友達が教えてくれました!!

看護留学ブログ一覧はこちら