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今回は周産期看護について学びました


12/7 Box Hillの病院に行って来ました。
今回は周産期看護について学びました。 

とにかく病院が綺麗でした。 

治療が必要な赤ちゃんにはカーテンで仕切られた個室だ用意され、
動きやすさ、プライバシーの確保、
利便性についても申し分ないと思いました。 

また、LDR室に至っては14人の生徒が一斉見学に入っても
まだ余裕があるぐらいのとても広々とした部屋の作りになっていました。

この病院には10室のLDR室があり、
そのうち5部屋には水中出産が可能なバスタブがついています。

緊急時に使用する物品や出生直後の赤ちゃんを処置する台なども
壁に収納された形となっており、キレイさっぱりとした部屋でした。 

ちなみに、私は知らなかったのですが、
この学校で知り合った助産師のお友達が、
バランスボールに座っていると出産を促す効果があるんだよーって
教えてくれました。 

よしっ、バランスボール買っておこう!(予定はありません 笑) 

最後に、ワイヤレスのNSTを見ました。

ワイヤレスなんてすごい!
妊婦さんのことを真剣に考えてこその導入だと思いました。 

また、驚くべきことに、経腟分娩の場合、
問題なければ24時間後に退院というのが普通だそうです。

帝王切開でも3日後には退院だそうです。

この早期退院を可能にしているのは助産師が直接自宅に行き、
ケア・相談を行なっているからです。

出産前からの母乳・育児に関する情報提供は
日本でも行なっていることですが、
出産後に助産師が直接自宅に出向くという
日本にはないシステムに感心させられました。

多くても一人の助産師が1日5軒のお家に訪問するそうです。

なぜ自宅に出向く方法をとっているかというと、
「実際自宅でどんな風に育児をして行くかを考えることに
フォーカスしているため、助産師が訪問する方法をとっています」と
お話ししてくださいました。

ただ、この方法には問題点もあり、
「他のお母さん達がどんな風に母乳を与えているか、
どんな風に我が子をあやしているかを見ることができない」とも
お話ししてくださいました。

何がいい、何が悪いというのは人によって違います。

もちろん自分の意見は必要です。

しかし自分の価値観だけで全てを判断せずにいろんな意見を聞いて
柔軟に対応できる自分でありたいものです。 












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