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危機管理(リスクマネジメント)の授業を受けました。


今回は危機管理(リスクマネジメント)に関する授業でした。 

最近、講義の前に講師の方から自分の名前と、
どこの部署で働いていたかを教えて欲しいと言われるので
英語で答えるのですが、意外と緊張します。 

でもいい勉強になります。

もし英語で説明できなくてもちゃんと通訳の方がトランスレートして
講師の方に伝えてくれるので心配いらないですよ。 

さてみなさん、病院で起こるアクシデントによって
患者死亡まで至ってしまうケースはどれくらいの頻度で
起こるかご存知ですか? 

と言う私もこの講義を受けるまで気にしたことなかったのですが、 
人が死亡してしまうケースに至る事故の案件で
比較的件数が少なく安全とされるのが飛行機事故だそうです。

次に頻度が多いのがダイビング、
製造会社の化学薬品による死亡事故、
チャーター機による死亡事故そして頻度が高く

dengerous の分類に入ってくるのが
バンジージャンプでの死亡事故や山登りでの死亡事故で、
実は病院での事故もこのdengerousの分類に入って来るそうです。

びっくり!面白い数字も出ていて、
1人の人間が100回病院で治療を受けると
死亡事故にあう可能性があるとの研究結果が出ているそうです。

15年程前のアメリカで報告されたデータなので
そのまま日本に当てはまるとは限りませんが、
国によってリスクが変わることはあまり無いと言う
研究結果も出ているので、この結果は無視出来ないと思いました。 

では次の問題です。 

病院で起こるアクシデントは病院の組織・仕組みの原因からなるエラーと、
個人が原因で発生するエラーではどちらの割合が多いと思いますか? 

答えは「病院の組織、仕組みからなるエラーの方が多い」です。 

具体的な数字で表すと病院の組織・仕組みからなるエラーは85% 
個人が原因で起こるエラーは15%だそうです。

これを聞いて、自分ばかりを責めるのはやめようと思いました。

状況をちゃんと伝えられる自分になりたいものです。

プラス親身に話を聴いてくれる上司だといいんですけどね……
はっ!イカンイカン 本音がポロリ。。

最後に、この写真は点滴ボトルに貼るシールなのですが
色分けされていて見た目にもわかりやすくなっています。

日本にも取り入れて欲しいものです。 

さて、今年もあとわずかです。

10月にメルボルンに来て毎日いろんな事があって
大変ながらも充実した日々を送る事ができました!

来年はどんな事・物・人に出会えるかな~(^-^) 




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