度重なるストライキについて | アクティブウーマン看護留学ブログ

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呼吸器&度重なるストライキについて


皆さん こんにちは

突然ですが、
「来るはずのバスや電車が来ない!」
となんの疑いもなく日々利用している
交通網に支障が出ると困りますよね・・・

ようやく平穏な日が戻ってきたように思います。
ここ暫くは、交通機関の弊害を心配をすることが
おさまっています!

さて今回は、ストライキについて少し取り上げてみたいと思います。

先日1ヶ月ほど、トラムや電車の組合がが立て続けにストライキを決行して
メルボルン市内が大渋滞を度々引き起こしてました。

不覚にも寝坊してしまった人は、学校や会社にも来れなかったようで、
学校の先生も「(ストライキで)来れなかったのね。」と空席に
ため息混じりの視線を送っていました。

それも利用客が多い朝の10時から2時までの日中に!
各国から来ているクラスメートと、誰からともなく朝の話題は
ストライキについての話が持ち上がりました。

まず中国の生徒の意見によると、
「ストライキなんてありえない!」と即答でした。

就職難なので、ストライキなんて行為は贅沢に匹敵する行為で
上司に取り合おうとするならば、
ドアの方向を指差されて「文句があるなら出て行ってくれ。」
の一言で片付けられるとのこと。

ストライキは労働者の権利と思ってましたが、
それはある程度の社会的基盤が
成り立ってからの、より良い条件や生活を求めての
選択的な権利なのかもと感じました。

中南米出身のコロンビアの人は、学校によってもちろん違うそうですが、
「大学の先生なんてよくやってるから、単位に影響が出て大変。」と、
ストライキはもはや日常茶飯事と嘆いていました。

これから大学進学を控えている生徒なので、
ストライキを起こしうる講師軍なのかも考慮して
選択する必要があると、「進路に影響する」
シリアスな問題であると知りました。

「日本ではどうなの?」と逆に聞かれ、市民が猛反対するでしょうし
「お詫びとお知らせ」なんて日本人らしい注意書きがあり、申し訳なさが
にじみ出ているように感じます。 

電車やトラムが時間通りに運行される事は当然とは言えず、
ドライバーの方に感謝しなければと思えたストライキでした。
これからも何度か遭遇するのでしょうけれど!

さて、本題の看護コースに移ります。
今日は呼吸器について勉強しました。

体内の酸素が不足すると、まずは鼻腔カニューラの3-4Lから
酸素投与が開始されますね。医療英語ではnasalcannulaです。

nosalとは俗にprongs、つまり分枝していると言う
意味合いになります。身近なところでは、カタツムリの角、
少し古い話ですがテレビのアンテナがprongsと呼ばれているのだとか。

講師ナースのRowenaさんの娘さんは「prongsにして!」と頭の高い位置で
2つに髪を結ってもらうのが、お気に入りなんだそうです。
日常的なことに置き換えて考えるとイメージがしやすくて
覚えやすいですね!

次は酸素マスクですが、これはoxygenmaskとも言いますが、
ドイツのブランド名のhudsonmaskと言う呼び名の方が
定着しているとのこと。

更に沢山の名前を持つのが、救急現場で使用されるアンビューマスクです。
Ambi-bag,Bag&mask,transportbag,baggingcircuit,
laerdalbag(ドイツのメーカー名)これらの使い分けは、
病院によってまちまちなようです。ドイツのメーカー名が
浸透しているんですね!

エアウェイはAirwayかGuedelairwayと言われます。
赤ちゃん用のエアウェイの写真を見せてもらいましたが、
おもちゃのようなサイズでびっくりしました。

Nasolairway
Nasopharygealairway(NP)

ETT(endotracheatube)
「サイズ8のETTちょうだい!」
などとドクターが言うようです。

痰は一般的にphlegmですが、医療英語ではSputumと
表します。さて、少し喀痰をクローズアップしてみます。

異常な色調は?との問いに対してyellowとgreen!
と迷わず回答してしまった私でしたが、正確には
医療用語で言う化膿したとの意味合いのpurulentが適切な
表現のであると学びました。

性状consistencyを見てみます。
漿液性はthinやloose、wateryで、
粘稠性sticky、thick、chunkyとなります。

その他にも、泡沫状frothy、クリーム状creamy、
乾性dryなどの表現ができます。

ではその量はどのように言うのでしょうか。
個人的に気になったので、計測方法を質問してみました。

先ほど述べたように、ETTのチューブで何本分かとしたり、
またはティッシュペーパーに喀出されたものを測ると分かりました。

驚いたことに、気胸pneumothoraxの治療の一貫に
医師が行う胸腔穿刺がありますが、ここではナースでも出来ます。
日本ではドクターが当然にして行う業務内容が、ナースも出来ることが
いくつもあります。

ここでは正看護師が大学卒業の学士を取得しないとなれない理由が、
こういった高度な知識と技術を習得していることが
背景になっているんですね!

本日はここまでになります。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

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