海外・オーストラリアで看護師になる方法

オーストラリアでは日本の正看護師免許を書き換えることができます。
少なくとも大学で看護学を卒業され、正看護師として臨床経験があり、2年以上のキャリアをお持ちの方は、オーストラリア看護協会指定の条件を満たすことでオーストラリア正看護師として働くことが可能です。
英語圏で仕事を探したい、英語を習得して海外ボランティアなど、世界で活躍する夢をもつナースにお勧めです。
国際看護師資格には、長い期間と非常に高い費用が必要と言われてきましたが、そんなことはありません、もっと近道があります!
オーストラリアでの現地就職や、永住権を獲得するには、オーストラリア看護協会への登録が必須ですので、そのための手段として2年間約300万円の授業料を出して大学へ行くしかないと言われてきました。
さらに、大学入学の英語力がない場合は、基礎英語を習得するために語学学校へ行く期間とその間の生活費をいれると、800万近い費用が必要です。
ですが、卒業すれば全員看護師になれるわけではなく、その後、英語力認定試験にパスしなければなりません。
結局、そこまでコストをかけて大学へ行く意味がそれほどなく、弊社では大学編入の手配はしていません。
以下にご説明するのは、もっとも効率的で近道となる方法です。
オーストラリアで看護師になるための流れ
オーストラリアで看護師として働くには、オーストラリアの医療従事者登録・審査機関の看護協会(AHPRA:Australian? Health Practitioners Regulation Agency)に登録する必要があります。
オーストラリア看護協会に登録することで、正看護師(RN:Registered Nurse)として働く資格を持つことができます。
オーストラリアで看護師になるための流れはおおまかに以下になります。
- 英語力の認定資格をパス
- イニシャル・レジストレーション(大学による研修)
- オーストラリア看護協会への正式登録
- 就職
それでは、具体的に解説します。
1.英語力の認定資格をパス
オーストラリア看護協会(AHPRA)の登録には、英語でコミュニケーションが取れることを証明する必要があり、IELTSとOETのどちらかの認定試験をパスしなければなりません。
IELTSとは?
IELTS(アイエルツ)はInternational English Language Testing Systemの略称で、海外留学や研修、海外への移住のために英語力を証明するテストです。
IELTS4科目全て(リスニング・リーディング・ライティング・スピーキング)において「7.0」以上のスコアが合格点となります。
OETとは?
OETはOccupational English Testの略称で、医療従事者のために作られた英語力認定試験です。
OET4科目全て(リスニング・リーディング・ライティング・スピーキング)においてランク「B」の取得が合格点となります。
OETについて詳しくはこちら
OETは医療専門の用語を勉強するため、即実践に役立ちます。国際看護師を目指すのであれば、OET試験合格が最も効果的かつ実践的です。
そのため弊社では、OET試験対策の準備コースを手配しています。
OET試験対策クラスは、クラス全員がドクターやナース、歯科医など、世界中から集まった医療技術者たちです。OET準備コースで集中的な勉強をすることにより大幅に留学期間が短縮され、このため生活費も含めたお金も時間も大幅に節約されます。
2.イニシャル・レジストレーション(大学による研修)
この研修は、大学が提供するコースとなり学生ビザが発行されます。
研修先の病院に就職するケースもあります。研修は14週間で、うち実習8週、講義6週です。
とても実践的な内容の病院視察・講義を繰り返すコースです。
費用は9000ドルほどかかります。
※研修は年に1,2回となります。合格のタイミングによっては、一度日本に帰って研修に合わせて再び渡豪するケースもあります。
3.オーストラリア看護協会への正式登録
3-1. 看護協会登録に必要な書類
看護協会に提出する書類は以下となります。
- 最終学歴の卒業証明書
- 最終学歴の成績証明書
- 出生証明書
- 正看護師の免許状
- 職務経歴証明書(最新の職歴)
- パスポートのコピー
3-2.看護協会登録の条件
海外資格保持の看護師登録の申請書には過去5年の職歴を記載するように書いてあります。
無ければ審査が通らないと言う条件があるわけではないようですが、全く5年間ないと言うのでは想像する限りおそらく難しいのではないかと思います。
また、大学進学の場合も日本の教育課程を終えたのが10年以上になるとその履修した単位をほぼ認めない大学もあります。そうなると、再度オーストラリアの大学課程が3年必要となります。
審査には、英語力のほかに、海外で取得した詳細な学歴や職歴を証明する書類等を求められます。
日本の正看護師の学位の場合、その大学が、取得当事、正式な認可や監査を受けていたかどうか、またはシラバスの詳細や特定の履修科目の詳細を求められる事があります。 そのため、看護協会登録書類の準備には細心の注意が必要です。
看護師としての臨床経験は具体的に何年、という条件はありませんが最低でも2年あれば問題ないかと思います。
海外で看護師を目指したい、インターナショナルナースとして活躍する夢を持つ方は、カウンセリング・お問合せなどお気軽にご連絡ください。
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