リハビリ専門の病院へ見学に行きました。 | アクティブウーマン看護留学ブログ

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リハビリ専門の病院へ見学に行きました。


今週はリハビリ専門の病院へ見学に行ってきました。

この病院では義肢を作る施設も併設されており、
初めて義肢が作られている場所を見ることができました。

そこには様々な工具があり、病院とは思えない場所でした。

今の義肢は当たり前ですがプラスチック製で、
さらに希望があればその義肢に絵も入れられるようになっていました!

肌色の自然な義肢も良いですが
私はそのような義肢も自分の足の個性として受け入れやすくするための
1つの方法なのではないかなと思いました。

メルボルンを歩いていると至るところで
自動車椅子を自分で使って街にいる人を見かけます。

私のイメージですが車椅子=介護者、手助けが必要なため、
日本ではあまり街で見かけないイメージです。

しかしオーストラリアでは車椅子利用者も一人の普通の人として
見られている意識が強いのかなと感じました。

私が日本で見た光景で忘れられないのがチェーン店のレストランで
車椅子を利用して来た親子です。

結構高齢の親を息子が車椅子から普通の椅子に移動させ、
食事も介助が必要でした。

親は力が弱いためか壁に寄りかかりながら食事をとっていました。

病院では食事介助は当たり前の光景でしたが
私はその時まで病院外でそのような光景を見たことがなく、
病院の当たり前は病院外では当たり前ではないことを知りました。

今回の個性のある義肢をみてそのような義肢を堂々と見せて歩いても
それが個性として受け入れられる、
介助の必要な人でも当たり前に外に出て生活をしている光景が
日本で日常になれば良いなぁと感じました。

話を病院見学に戻します(笑)

ここは大きく分けて脳、 患者さんに
リラックスした生活を送ってもらえるように
理学療法士さんも私服で活動をしていました。

水中療法や 脊椎損傷で 体が動かない患者のために
自動で運動が出来る器具もあり充実していると感じました。

また 入院後も アクティビティーとして リハビリに参加でき、
一種の社交の場でもありました。

ここでも患者さんと働いている人の両方 の安全を守るために
ホイストと言う 移動手段の 器具が完備されていて 羨ましかったです。

オーストラリアでは心疾患が死亡の一位であり、
こちらの病院では心疾患病と思い併設されていました。

年に200名ほどの入院で常時60名が入院しており待ち受け30名ときき、
オーストラリアでは 深刻な問題なのかなーと 感じました 
(たぶん日本でも同じだと思いますが )

もっともっとオーストラリアも日本も
予防医学に力を入れればいいなと感じました。






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